「あずさ2号」の話題一転 「長野の女」さんが悲痛な訴え
- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
9月に早速「Go Toトラベル」キャンペーンを利用しました。横浜で所用があり、夫婦2人で出かけました。「旅行費が35%も安くなった」と喜んでいますが、考えますとコロナ禍の今年、収入は例年の3分の1以下。「70%安くしてくれなウチにとっては、たこついてるやんね」の妻の言葉が胸に刺さりました。
先日、担当しているラジオ番組で「あずさ2号」のリクエストに応えました。皆様もご存じ、1977年の狩人の大ヒット曲です。予想通り鉄チャン(鉄道ファン)から、たくさんのメールが届きました。一例を挙げますと「ヒットしてから1年半ほどでダイヤ改正があり『あずさ』の偶数号は全て上り列車となりました。歌詞のように信濃路へは向かいません」、「2016年のダイヤ改正で8時ちょうどのあずさ2号が復活しました。ただし大月駅発の新宿に向けての上り列車です」、「現在『あずさ2号』は『特急かいじ』に統合され走っていません」等々。
しかしその日一番印象に残ったのは、鉄チャンからではなくラジオネーム「長野の女」さんからの普通のメールでした。「あずさ2号」の大ヒットから思うことがあります。サスペンス系のドラマで、事件をおこした女性は必ず最後、刑事さんに優しくエスコートされ「故郷で一から出直しなさい」と声を掛けられ、新宿発の特急列車に乗り込みます。やがて車窓に広がるアルプス山脈を見つめ涙します。テレビをご覧の皆さんは感動するでし…
この記事は有料記事です。
残り511文字(全文1112文字)