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斑点模様の体を持つ二つの種の魚が交雑することで、複雑な迷路模様を持つ新しい種が生まれてきた可能性があると、大阪大の宮澤清太招へい研究員(進化生物学)らのグループが発表した。研究成果は12月3日、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」(電子版)に掲載された。
動物の形や大きさなどの特徴は、一般的に近い種ほど似ているが、体表面の模様は近い種なのに違ったり、遠い種なのに同じだったりすることがある。
グループは、魚類の体表面の模様ができる仕組みに着目。魚類1万8114種の写真から、模様を「横じま」「ぶち模様」「無地」など11種類に分類してデータベース化したところ、近い種の中に、迷路模様の魚と斑点模様の魚がいた。
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