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逼迫する奈良県内の医療の現状を3回にわたって緊急報告する

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コロナ患者転院、病院間で「小競り合い」 運用できる重症対応病床が限られ

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新型コロナ対応病床の拡充で、縮小を余儀なくされた西和医療センターの発熱外来クリニック=奈良県三郷町で2020年5月26日、久保聡撮影
新型コロナ対応病床の拡充で、縮小を余儀なくされた西和医療センターの発熱外来クリニック=奈良県三郷町で2020年5月26日、久保聡撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大「第3波」が襲う師走の日本列島。年末年始の帰省や大人数での会食自粛が求められる中、感染者の増加はやまず、奈良県内の医療提供体制は逼迫(ひっぱく)の度合いを増している。緊迫した現場で懸命に使命を果たそうと疲弊する医療従事者たち。一方で、陣頭指揮を執る県と現場の間には温度差も露呈する。【久保聡】

 今月2日、容体が悪化した新型コロナウイルスの入院患者が転院する際、ある「小競り合い」が起きた。

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