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タックル王子・高谷惣亮の根底にある美学 階級上げ続け10連覇の偉業

男子フリー92キロ級決勝で山中良一(手前)を攻める高谷惣亮=東京・駒沢体育館で2020年12月20日(代表撮影)

 来夏の東京オリンピックで3大会連続の五輪出場を目指す高谷惣亮(そうすけ、31歳)=ALSOK=が20日のレスリング全日本選手権男子フリースタイル92キロ級で優勝した。74キロ級から階級を上げながら10年連続優勝を達成した。10年連続優勝は男女を通じて5人目で、18キロの体重差をまたいでの制覇は異例だ。階級を上げて戦い続ける根底には、苦しみの末にたどり着いた美学がある。

 男子フリー92キロ級の決勝は、あっけないほどの圧勝だった。高谷は2度の片足タックルからの攻撃をいずれも得点につなげ、1分24秒で山中良一(29)=名古屋工高教員=に10―0のテクニカルフォール勝ち。大みそかの紅白歌合戦に初出場するガールズユニット「NiziU(ニジュー)」のはやりのダンスをカメラに向かって披露し、「僕自身は30歳を超えているけど、気持ちは20代。まだまだ年齢に負けずに頑張っていきたい」と笑いを誘った。

 連覇は、男子グレコローマンスタイル90キロ級などで五輪に1984年ロサンゼルス大会から3大会連続出場した森山泰年の14が最多で、2004年アテネ五輪から女子72キロ級で2大会連続銅メダルに輝いた浜口京子が12で続く。10連覇は…

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倉沢仁志

毎日新聞東京本社運動部。1987年、長野県生まれ。2010年入社。高知、和歌山両支局を経て17年から東京運動部。レスリング、重量挙げなどを担当。高校時代には重量挙げで全国高校総体に出場したが、階級で10キロ以上軽い三宅宏実選手の記録には遠く及ばない。

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