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コロナ休校に功罪 不登校7割、登校きっかけに リズム崩し再開後休みがち 長野

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学校(写真はイメージ)=ゲッティ
学校(写真はイメージ)=ゲッティ

 長野県教育委員会はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校が児童・生徒に与えた影響について調べた結果を公表した。不登校傾向にあった子どもたちの約7割が分散登校中に1日以上学校に通うことができた一方、臨時休校をきっかけに休みがちになる児童・生徒もいた。

 調査は、県教委と信州大の合同チームで7~8月、再び臨時休校になった場合にどのような対応を取るべきか検討するために実施。県内の、通信制を除く公立の小中高と特別支援学校を対象とした。

 2019年度に病気などの理由以外で30日以上欠席していた不登校児童・生徒の臨時休校後の状況を調べたところ、分散登校期間中に1日以上登校したのは、小学校1010人中744人▽中学校1655人中1066人▽高校340人中272人▽特別支援学校で73人中41人――だった。また、分散登校をきっかけに学校再開後も1日以上登校できた子どもも約7割いた。

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