天然記念物・コクガンの渡りコース判明 ロシア北部の島から往復9000キロ

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
2020年12月6日に北海道えりも町の庶野海岸で撮影された「43番」=野鳥研究家の谷岡隆さん撮影
2020年12月6日に北海道えりも町の庶野海岸で撮影された「43番」=野鳥研究家の谷岡隆さん撮影

 国の天然記念物、コクガンの日本と北極海を結ぶ往復9000キロの渡りの経路が、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団と南三陸ネイチャーセンター友の会(南三陸町)の共同研究で判明した。同財団の嶋田哲郎研究室長は「大発見です。さらにデータを集めて、繁殖地や渡りの中継地を確認したい」と話す。

 海鳥のコクガンは北半球に広く分布し50万羽以上いるとされる。アマモなどの海草を食べ、3歳から繁殖し、一度つがうと相手を代えずに十数年生きる。日本に飛来して越冬するのは2500~3000羽ほどだが、繁殖地や渡りの中継地は分かっていない。

 嶋田研究室長らは、…

この記事は有料記事です。

残り708文字(全文975文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集