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第91回都市対抗野球 逆境、生きた営業経験 狭山市・ホンダ 開田成幸監督(41)

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選手たちに胴上げされるホンダ(狭山市)の開田成幸監督(中央)=東京ドームで2020年12月3日、手塚耕一郎撮影
選手たちに胴上げされるホンダ(狭山市)の開田成幸監督(中央)=東京ドームで2020年12月3日、手塚耕一郎撮影

 東京ドームで11~12月に開催された第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は、狭山市・ホンダが11年ぶり3回目の優勝を果たした。チームを率いたのは、今季就任したばかりの開田成幸監督(41)。わずか1年で黒獅子旗にたどりついた若き名将にチーム作りの苦労や哲学を尋ねた。【岸本悠】

勝利へ調整完璧

 社会人野球に携わる者なら誰もが憧れる栄冠を手にしたというのに、ナインから胴上げされても、優勝インタビューを受けても、開田監督は頂点に立った実感がなかったという。「しっくりきた」のは、都市対抗決勝から1週間近くが経過した12月8日。東京都内のホンダ本社に優勝報告に訪れた時だ。「皆さん、とても喜んでくれた。ようやく良いことをしたんだな、優勝したんだな、と思えた」と笑う。

 まさに激動の1年間だった。昨季5年ぶりにコーチとして野球部に復帰したが、その後の監督就任は「全く予想していなかった」。さらに新型コロナウイルスの感染拡大により、日本選手権など公式大会が軒並み中止となり、練習さえ満足にできないなど新人監督は厳しい環境に直面した。

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