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びわ湖毎日マラソンが大阪マラソンと統合 最長の伝統を発展、最高峰の大会目指す

現在開催されているマラソンでは最古の歴史を誇るびわ湖毎日マラソン。1964年の第19回大会では、優勝した君原健二(右から2人目)、円谷幸吉(同3人目)らが激しく先頭を争った

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 現在開催されているマラソンで最も長い歴史を誇る、びわ湖毎日マラソン(毎日新聞社など主催)が2022年に大阪マラソンと統合することが25日、決まった。びわ湖毎日は21年2月の第76回大会で大津市での開催を終え、22年に「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(仮称)」として行われる。

 25日に大阪市内であった大阪マラソン組織委員会で決定した。22年大会は2月27日に開催し、現在の大阪マラソンのコースを使用する方針。トップ選手のレースと市民マラソンを一つにした大規模マラソンを重視する世界陸連の方針を考慮し、国内外のトップ選手が出場するびわ湖毎日を、国内では東京マラソンに次ぐ規模の市民ランナーが参加する大阪マラソンと統合し、発展させる。世界陸連による大会格付けで、現在はゴールドのびわ湖毎日から1ランク上で最上位のプラチナへの昇格を目指すとともに、25年の大阪・関西万博を見据えた地域活性化につなげる狙いもある。

2020年に行われた大会で、スタート後に一斉に競技場を出る選手たち=大津市で2020年3月8日午前9時27分、小松雄介撮影

 びわ湖毎日は1946年に大阪で第1回大会が開かれ、62年に滋賀県に移転。主に湖畔のコースで五輪や世界選手権の代表選考レースの一つとして多くの名ランナーを輩出してきた。

 大阪マラソンは11年にスタート。大阪府庁前をスタートし、御堂筋や道頓堀など大阪の観光名所付近を巡り、大阪城公園でフィニッシュする。11月末に開催予定だった20年大会は新型コロナウイルスの影響で行われなかったが、募集定員は3万5000人だった。【新井隆一】

日本陸上競技連盟・横川浩会長

 約60年にわたり琵琶湖湖畔を舞台としてきたマラソンを、親しみをもって育ててくださいました滋賀県、大津市をはじめ多くの皆様に改めて心より感謝申し上げます。半世紀を超える歴史の中で繰り広げられた、数多くの名勝負は、私たちの脳裏に焼き付き、この地を離れても末永く語り継がれていくことでしょう。

 大都市マラソンである大阪マラソンとの統合においても、びわ湖で培った毎日マラソンの価値と伝統に基づく威厳はしっかりと継承されてゆくものと前向きに捉え、更なるマラソン界の発展に尽くしてまいります。エリートランナー、一般ランナー問わず、ランナー一人一人のさまざまな走る動機や思いを大切に、マラソンに携わるすべての人々が誇りを持つ競技会を作り上げていきたいと思います。

毎日新聞社・丸山昌宏社長

 1946年10月に大阪で誕生した毎日マラソン大会は、62年に滋賀県へコースを移し、国際レース「びわ湖毎日マラソン大会」として地元の皆様に大きく育てていただきました。約60年にわたる歴史の中では、幾多の名ランナーが好勝負・名勝負を繰り広げ、大会は日本マラソン界をけん引する存在となりました。長く開催にご協力をいただいた地元・滋賀県、大津市の皆様をはじめ、関係の方々に改めてあつく感謝を申し上げます。

 毎日マラソン創設の地・大阪に会場を移す2022年2月は、毎日新聞にとって創刊150年の節目でもあります。びわ湖で刻んだ歴史と培った知見を引き継ぎ、大阪と関西の更なる発展に寄与したいと思います。大きな潜在力を持つ二つの大会が融合することで、新たな大会が国内のみならず、世界有数の大会に成長することを確信しています。

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