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びわ湖毎日の統合の背景 世界の潮流は大規模マラソンと高速レース

びわ湖毎日マラソンとの統合を話し合った大阪マラソン組織委員会。奥右から2人目は松本正義会長=大阪市中央区で2020年12月25日午後1時44分、北村隆夫撮影

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 びわ湖毎日マラソンが大阪マラソンと2022年に統合することが25日、決まった。背景にはマラソンを巡る世界的な潮流がある。

 世界陸連はトップ選手と市民ランナーのレースを一つにした大会を奨励し、参加者数など一定の要件を満たした大会を高ランクに位置づけている。選手に対しては、19年から世界ランキング制度を導入。東京オリンピックの陸上代表は海外を含めて半数程度が、ランキング上位者から決まる見通しだ。

 選手のランキングは、各大会で出した記録と順位に基づくポイントで算出する。格付けの高い大会はより多くのポイントを与えられるため、トップ選手は格付けの高い大会を選ぶ傾向が強まっている。

 びわ湖毎日は一般ランナーの参加資格が2時間30分以内と狭き門で、例年250人前後のハイレベルな選手が出場してきた。現状では上から2番目の「ゴールド」ランクのびわ湖毎日は、約3万5000人規模の大阪マラソンと統合後、世界陸連による大会格付けで、市民マラソンを併設した東京、名古屋ウィメンズの両マラソンと同じ最上位のプラチナを目指す方針だ。

 一方、大阪マラソンのコースは30キロ前後に最大約15メートルほどの高低差があり、折り返しが多いのが特徴。琵琶湖畔のコースに比べ、風の影響は少ないとみられる。大阪マラソン組織委員会事務局は「折り返しを少なくする方向で今後、改善に努めたい」としており、さらにレースが高速化する可能性がある。

 国内ではここ十数年でランニングブームが加速。国内最大規模の3万8000人が参加する東京マラソンのように、五輪代表選考会を兼ねた市民マラソンが人気を集めている。統合後の大会が代表選考会を兼ねることになれば、東京、大阪の国内2大都市に同様のレースがそろうことになる。【新井隆一】

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