袴田事件 「早期再審開始を」 日弁連や人権団体が声明 /静岡

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袴田巌さん(左)と取材に応じる姉の秀子さん=静岡県浜松市で
袴田巌さん(左)と取材に応じる姉の秀子さん=静岡県浜松市で

 1966年に静岡市清水区(旧清水市)で起きた「袴田事件」で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告(84)の第2次再審請求審で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)が東京高裁に審理を差し戻す決定をしたことを受け、日本弁護士連合会や人権団体が相次いで早急な審理を求める声明を発表した。

 最高裁は22日付で、再審開始を認めなかった高裁決定(2018年6月)を取り消し、犯行時の着衣とされた「5点の衣類」の血痕の色に関する審理が不十分だとして高裁に審理を差し戻す決定を出した。取り消しは裁判官5人全員一致の意見。2人はさらに最高裁が自ら再審開始を認める決定を出すべきだとの反対意見を付けた。

 最高裁の決定に対し、日弁連の荒(あら)中(ただし)会長は24日付の声明で「再審が開始される可能性が高まった」と評価しつつ、「差し戻し審は反対意見の趣旨も踏まえて早急に審理を行い、一日も早い再審開始、そして、袴田氏に対する無罪判決が下されるように強く求める」などとするコメントを出した。

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