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2020年夏、立て続けにタイトル二つを奪取した藤井聡太王位・棋聖(18)。それは「藤井時代」の幕開けを告げるかのようだった。しかし、秋の王将戦リーグではまさかの陥落。コロナ禍による長期の対局中断も経験した激動の1年だった。そんな1年を振り返り、藤井が選んだ「今年の一手」は? 人工知能(AI)を超えたと大きな話題を呼んだあの絶妙手ではなかった。
毎日新聞のインタビューに応じた藤井は、目標としていたタイトル奪取を果たし、「いい1年になったのかなと思います」と充実感を示した。タイトルホルダーの最年少記録を更新し、「(タイトルを取る前は)上座に座る機会は半分以下だったと思うのでそこは大きな変化かなと思うんですけど、徐々に慣れてきたのかなと思います」と心境の変化を語った。
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