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ウマ女十番勝負

(11、12)ホープフルS&有馬記念 終わり良ければすべて良し オーソクレース&ラッキーライラック

2019年の有馬記念を制したリスグラシュー=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が下半期G1シリーズ計12戦を予想します。第11弾、12弾は、2歳王者決定戦、ホープフルステークス(S)=中山2000メートル、26日午後3時25分発走=と、年末を盛り上げるグランプリレース、有馬記念(中山2500メートル、27日午後3時25分発走)。土曜にホープフルS、日曜に有馬記念という超豪華な週末がやってきます。有馬記念は、真希バオ-の大好きな馬が勢ぞろい。「どの馬にこのラブを注入すべきか?」と頭を抱えます。競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者も「今年は上位大混戦だな」と気合十分。「無冠の女王に注目だ」と鼻息を荒くします。【中嶋真希】

 有馬記念で1年が締めくくられるのは4年ぶり。「ホープフルSできっちり資金を増やし、有馬記念で『終わり良ければすべて良し』といきたいですね。特に今年は、つらい1年だったから、グランプリを当ててイヤなことを忘れたいですよ」と真希バオ-が言うと、師匠がうなずいた。

 「今年は暗い1年だったよな。ずっとグレーな気持ちだったよ。なるほど、グレーか……。黒枠と白枠で、“混ぜたらグレー”馬券か? それともあし毛の馬か?」とサインを考え始めた。

 有馬記念といえば、この1年の世相を反映するサイン馬券だ。今年は、新型コロナの感染拡大、東京オリンピック・パラリンピックの延期、安倍前首相の辞任と菅政権の誕生……とさまざまなことがあった。

 今年の流行語大賞は、「3密」。3番枠を引いたのはクレッシェンドラヴ、3枠に入ったのはワールドプレミアとキセキだ。

 明るいニュースでは、「鬼滅の刃」が大ヒットした。鬼滅カラーは、黒と緑。黒枠にはクレッシェンドラヴとラヴズオンリーユー、緑枠にはモズベッロとオーソリティが入った。バビットの勝負服は黒と緑のストライプだ。

 「年が明けても初詣にも行けないし、せめて年末に有馬記念を当てておきたいよな。来年への希望をつなぎたいな」と師匠は言う。

 的中を目指して、レースの傾向をつかんでおこう。

2019年のホープフルSを制したコントレイル=JRA提供

 「ホープフルSは、前走1着だった馬が圧倒的に強い。ここ6年では、3着以内の18頭中17頭が前走1着馬だった。それ以外は割引が必要だな」と師匠。「ここ5年は、ほぼ人気サイドで決着している。“堅いG1”とみておくのがいいだろう」と指摘する。

 有馬記念は、「過去10年、馬連は4、9番人気で14年に1万2350円の万馬券が出ているが、10回中4回が3けた配当。伏兵馬の台頭はなく、無理な穴狙いは避けたほうが賢明だな」とのこと。一方、3連単は「4けた配当ですんなりと決着した年もあったが、10万9590円や12万5870円の高配当が飛び交う荒れ模様。波乱も視野に入れておきたい」。ホープフルSは手堅く、有馬記念は波乱も視野に入れて予想するのが良さそうだ。

松沢記者の本命は……

 <ホープフルS>

 ◎シュヴァリエローズ、○ダノンザキッド、▲ランドオフリバティ、△アドマイヤザーゲ、△ヨーホーレイク、△オーソクレース

 師匠は、シュヴァリエローズが本命。「出遅れた新潟2歳S(新潟1600メートル)こそ5着と敗れたが、デビュー戦(阪神1600メートル)と前走の萩S(京都1800メートル)は好位追走から直線しっかり伸びて快勝。中山は初めてでも、右回りは2戦2勝だ」と期待する。

 <有馬記念>

 ◎カレンブーケドール、○クロノジェネシス、▲フィエールマン、△オーソリティ、△ラッキーライラック、△バビット

 ジャパンカップでも本命にしたカレンブーケドールで勝負する。「重賞勝ちはないが、GⅠで2着3回と相手なりに走る。前走4着は控えて直線勝負に出たのが裏目に出たか。今回はコーナー6回の小回りコース。昨年2着のジャパンCのような積極策に出れば無冠を返上できる」

真希バオ-の「終わり良ければすべて良し」予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 <ホープフルS>

 ◎オーソクレース

 「キタサンブラックを、ドゥラメンテを破ったのは、牝馬のマリアライトでした!」

 2016年の宝塚記念の実況を聞くと、今も胸が高鳴る。逃げるキタサンブラックを捉え、猛追してきたドゥラメンテを振り切り、マリアライトが1番でゴールに飛び込んだ。

 そんなマリアライトの初子が、真夏の8月、札幌の新馬戦(1800メートル)でデビューした。勝負服もメンコも同じ。大外からまとめて差し切ったその姿に、宝塚記念での母の走りを重ねた。

 前走のアイビーS(東京1800メートル)は、馬群を割って伸びて勝利。切れる脚だけでなく、勝負根性もある。この馬、まだまだ強くなるぞ。そう、確信した。

 過去10年、このレースで3勝しているルメール騎手が騎乗するのも心強い。サートゥルナーリアやコントレイルが勝ってきたこのレースを制し、クラシックへ堂々と駒を進める。

 <有馬記念>

 ◎ラッキーライラック

 クラシックでは敗れるも「古馬になったらその才能がさらに花開くはず」と信じて応援してきたラッキーライラック、凱旋門賞も現地フランスで応援したキセキ、今年の夏にハートを射抜かれて夢中になってしまったバビット……。応援してきた馬に、感謝の気持ちを示すのが有馬記念。とはいえ、大好きな馬が勢ぞろいで、1頭なんて選べないと頭を抱えた。

 何度も何度も、目を閉じて展開を予想してみる。中山のタフな坂を駆け上がるのはどの馬か。「抜けた、抜けた、抜けた……」。オルフェーヴルの有馬記念の実況が聞こえてくる。脳内に浮かび上がったのは、オルフェーヴルの娘、ラッキーライラックが、直線、豪脚で上がってくる姿だった。

 京都2200メートルという「非根幹距離」のエリザベス女王杯を連覇。同じく非根幹距離の有馬記念も、問題なくこなせるだろう。週末の中山競馬場は、晴れ予報。良馬場がラッキーちゃんに味方してくれるはずだ。

 過去10年で馬券に絡んだ30頭のうち、15頭が馬体重500キロを超えていた。ラッキーライラックは、前走の馬体重が522キロ。デビューした時は480キロしかなかったのに……。4年間の成長の裏には、彼女とスタッフの努力があったのだと考えると、じんとくる。

 2歳女王に輝くも、クラシックではアーモンドアイに敗れた。その後、勝ちきれないレースが続いたが、19年のエリザベス女王杯を勝って復活。大阪杯、エリザベス女王杯連覇と、G1を4勝する大活躍を見せた。ラストランの有馬記念で、有終の美を飾ってほしい。

 もちろん、キセキとバビットも応援する。逃げるのは、どちらの馬か。ゲートが開いた瞬間から、見逃せないレースになるだろう。さあ、暮れの大一番。大好きな馬たちを思い切り応援しよう。

朝日杯FS 武豊騎手とドゥラモンドの夢かなわず

 阪神競馬場で20日に行われた朝日杯FSは、7番人気のグレナディアガーズが勝利。2着に2番人気のステラヴェローチェ、3着に1番人気のレッドベルオーブが入った。真希バオ-の本命、5番人気のドゥラモンドは、7着。武豊騎手のFS制覇はおあずけとなった。

 騎乗した武豊騎手は、「流れには乗れたが、ペースが速く、最後は苦しくなった」とコメント。まだまだ成長途中。またこのコンビでクラシックに挑んでほしい。

★ ★ ★

 スプリンターズS -1000円

 秋華賞 -1000円

 菊花賞 -1000円

 天皇賞・秋 単勝140円×5=700円 複勝110円×5=550円 払い戻し1250円

 エリザベス女王杯 単勝330円×5=1650円 複勝150円×5=750円 払い戻し2400円

 マイルCS -1000円

 ジャパンC 単勝220円×5=1100円 複勝110円×5=550円 払い戻し1650円

 チャンピオンズC 単勝外れ 複勝390円×5=1950円 払い戻し1950円

 阪神JF -1000円

 朝日杯FS -1000円

 収支マイナス2750円

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