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消防団発表会で最優秀賞の金沢市小学校教諭 橋本浩志さん(37) 仕事両立へ「一尺を掘る」 /石川

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橋本浩志さん=金沢市役所で、深尾昭寛撮影
橋本浩志さん=金沢市役所で、深尾昭寛撮影

 金沢市立浅野川小学校で教壇に立つ傍ら、子どものころから憧れた消防団の活動にも加わる。6日に石川県輪島市で開催された同県消防団活動発表会では「私は、『消防団』先生」と題して異色の経歴を語り、最優秀賞を受賞した。2021年2月に開催予定の全国消防団意見発表会に出場する。

 実家の近くに消防団の機械器具置き場があり、幼い頃はサイレンの音を聞くと、夜中でもパジャマ姿のまま向かって、団員たちを見送っていた。「消防団の人たちが駆けつけて、消防車に乗り換えて出て行く。あれがとても格好良かった」と振り返る。

 教師という仕事に憧れたのは高校3年の時のこと。受験が迫る時期に、担任の教師から「一尺を掘れ」と刻まれた鉛筆をもらった。目標を達成できるかどうかは、諦めずにあと一尺(約30センチ)を掘ることができるかどうかだ――。生徒たちが悔いなく受験を迎えられるための粋な計らい。その姿に「教える仕事っていいな」と思った。大学卒業後、2006年度から講師として採用され、09年度に教諭になった。

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