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宇治田原町古老柿生産部会長 森口雅至さん 手仕事光る“幻の甘味” /京都

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森口雅至さん=宇治田原町南で、鈴木健太郎撮影
森口雅至さん=宇治田原町南で、鈴木健太郎撮影

森口雅至さん(37)=宇治田原町

 正月の縁起物で、自然な甘さで府内外に人気の高い宇治田原町特産の“伝説の干し柿”「古老柿(ころがき)」。農閑期の副業として最盛期は町内の茶農家の大半が作っていたが、今では生産者はわずかだ。農家15軒で構成する「JA京都やましろ宇治田原町古老柿生産部会」の部会長、森口雅至さん(37)=同町=は良質の茶を栽培する一方、冬は昔ながらの自然な甘さの古老柿づくりに打ち込む。「新型コロナ禍のお正月。家でゆっくり古老柿をお茶と一緒に味わい、宇治田原のおいしさを感じる機会にしてほしい」

 宇治茶の産地として広く知られる同町で代々続く茶農家の出身。府内の高校を卒業し、三重県の茶園で半年研修を受けた後、かつて東京都にあった国立の農業教育機関「農業者大学校」(国の「事業仕分け」で2012年閉校)で学んだ。父親から茶園を受け継ぎ、現在は5ヘクタールの畑で、高級品である玉露やかぶせ茶を主に生産している。20年8月に鹿児島市であった「全国茶品評会」では、かぶせ茶部門で5位入賞するなど高く評価…

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