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植田諭史(うえた・さとし)さん
野球を軸とした町おこしを進める徳島県阿南市の「野球のまち推進事業」について、地域住民への影響など社会的効果に注目した著作「『野球のまち』阿南」を出版した。これまでの軌跡や事業を支える市民団体の声、地域活性化に向けた提言などをまとめており、「町おこしを模索する自治体の参考になればうれしい」と話す。
「仕事に役立てるために、法律や経済をもう一度勉強したい」と考え、2018、19年度に徳島文理大学大学院で学んだ。著作は学位論文を収めたものだ。「研究するなら阿南市に関するテーマを」と、市が観光客誘致を目的に力を入れる同事業を取り上げた。
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