摂食障害の女性受刑者、7割が窃盗罪 法務省調査

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 全国の刑務所に収容されている女性受刑者のうち、食べ吐きを繰り返すなどの摂食障害がある受刑者が2018年で181人いたことが、法務省の特別調査で判明した。13年調査と比べて1・5倍に増加。13年は窃盗罪が約7割で、18年もほぼ同じ傾向だという。法務省は、19年度から症状が重い受刑者を医療刑務所に収容する運用に変え、集中的な治療で再犯防止に乗り出している。

 すべての女性受刑者のうち窃盗罪は約4割で、摂食障害がある受刑者の7割は突出している。窃盗事件の背景に摂食障害が指摘されることがあり、18年にスーパーで食べ物を万引きしたとして有罪判決を受けた女子マラソン元日本代表選手も摂食障害で悩んでいたと明かした。法務省などによると、症状の一つである過食症の影響でストレスなどから食べ物などの万引きを繰り返し、服役するケースがあるという。

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