破られたタブー 神聖不可侵のタイ国王はなぜ批判されているのか

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地下鉄の開通式に出席後、集まった支持者に手を振るワチラロンコン国王(中央左)とスティダー王妃=タイの首都バンコクで14日、AP
地下鉄の開通式に出席後、集まった支持者に手を振るワチラロンコン国王(中央左)とスティダー王妃=タイの首都バンコクで14日、AP

 タイで反体制デモが続いている。若者らはタイで議論すらタブーとされてきた王室改革を要求。議会制民主主義を基本としながら国王がその上位に立つ「タイ式民主主義」のあり方を問い、変革を求める。国王の権威をよりどころとしてきた軍事政権を継承するプラユット政権にとっては受け入れがたく、デモの長期化は避けられそうにない。【バンコク高木香奈】

外交関係者「若者が堂々と王室批判を展開する姿は信じがたかった」

 「国の発展に費やされるべき膨大な国家予算が国王のプロパガンダにあてられている」――。…

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