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「既に助かるべき命が助からない状態」 危機感あらわ 東京都医師会トップ

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インタビューに答える東京都医師会の尾崎治夫会長=東京都千代田区で2020年12月21日、宮間俊樹撮影
インタビューに答える東京都医師会の尾崎治夫会長=東京都千代田区で2020年12月21日、宮間俊樹撮影

 東京都医師会のトップが焦りを募らせている。尾崎治夫会長は連日のようにメディアに出演し、新型コロナウイルスへの感染防止を呼びかけているが、一向に人の動きが止まらず、東京都の1日の感染者数は過去最高を記録。「1日1000人の感染者は現実になる。既に助かるべき命が助からない状態になってきている。ロックダウンに相当する強い対応を」。語気を強め、人々や政府に訴えかけている。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】

「このままでは医療崩壊」

 ――尾崎さんは先日、SNSで「2000人だって悪夢じゃない。もう低姿勢なお願いモードはやめる」と警戒を呼びかけました。どのような思いを込めたのでしょうか。

 ◆東京都病院協会が12月18日に「緊急事態宣言やロックダウンに匹敵する極めて強力な対応を行うことが不可欠」とのメッセージを出しましたね。要するにもうロックダウンに近いことが必要になっているということです。私がいくら「勝負の3週間」と言っても、外出する人はします。自粛をお願いしてきましたが、このままだと感染者数が増える一方です。ただ言うだけでは、20~50代の人の動きが止まりません。

 高齢者が外出しなくなると、認知症や(心身の機能が低下する)フレイルを引き起こす心配もあります。だから本当はロックダウンや緊急事態宣言はいらないし、出してほしいとは思っていません。

 でも、…

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