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科学や医療を巡るあらゆる出来事を永山悦子・医療プレミア編集長兼論説室が読み解きます。

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今年をたどる=永山悦子

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東京・上野の国立科学博物館で開かれた慶応大などの学生たちによるファッションショー。サークル活動の1年の集大成として企画されたが、今年は無観客で開催された=Keio Fashion Creator提供
東京・上野の国立科学博物館で開かれた慶応大などの学生たちによるファッションショー。サークル活動の1年の集大成として企画されたが、今年は無観客で開催された=Keio Fashion Creator提供

 今月20日夜、閉館後の東京・上野の国立科学博物館(科博)で、クジラの祖先など太古の生物の化石が並ぶ中を、個性的なドレスをまとうモデルたちが歩いた。

 企画したのは、慶応大などの大学や専門学校の学生が参加するサークル「Keio Fashion Creator」。経済や季節に左右されないファッションの新しい価値を提案しようと、毎年12月に自作のドレスを発表するショーを開く。しかし、今年は新型コロナウイルスが広がり、「活動もショーも変えるしかなかった」と代表の慶応大3年、源川(みながわ)まり子さん(21)。

 今春以降、全国の大学は学生の通学を制限し、授業はオンライン中心に。サークル活動も大きく制約された。源川さんたちは「止まらずに、できることをやり続けよう」と100人近い部員とウェブなどでつながり、一人一人の役割を確認しながら活動を続けた。

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