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川の流れを利用して水車を回す小規模な発電「小水力発電」の普及に、鹿児島県日置市の電力会社「みずいろ電力」が取り組んでいる。今秋、同県さつま町で第1号機に着工し、2022年春の発電開始を目指している。同社取締役の及川斉志さん(43)=日置市=にその思いを聞いた。【足立旬子】
――建設中の小水力発電所はどんなものですか
泊野川から管で水を引き、落差約105メートルの地形を利用して水車を回して発電します。最大出力は503キロワット、年間発電量は240万キロワット時で、一般家庭の約650世帯分に相当します。
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