メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

続・沿岸南行記

「亡き妻が夢に出てほしい」 親族5人をいっぺんに失った66歳男性は記者に語った

慰霊碑と慰霊塔の前で手を合わせる大学敏彦さん=仙台市若林区荒浜で2020年12月11日午前7時51分、深津誠撮影

 東日本大震災では、仙台平野に10メートルの大津波が押し寄せた。それを教訓に、津波より高く築かれた「避難の丘」が仙台市若林区荒浜にある。丘の上に立つと、眼下に更地が広がり、旧荒浜小学校の校舎と観光果樹園のビニールハウスが見えるばかりだ。荒浜は災害危険区域に指定され、今は人が住むことはできない。真新しい墓地が、かつて800世帯が暮らす住宅街があったことを伝える。

 ここで命を落とした人は約190人に上る。震災から1カ月がたった2011年4月、先輩記者が荒浜から10キロほど離れたJR仙台駅のベンチにいると、白髪交じりの男性が「カメラマンか?」「荒浜はどうだ?…

この記事は有料記事です。

残り1396文字(全文1675文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 感染症と闘う 新型コロナ/6 マスク着用に一定の効果

  2. お年玉付き年賀はがきの当選番号決まる 賞品引き換えは7月20日まで

  3. 横浜から鳥取までタクシー代23万円不払い 詐欺容疑で逮捕 鳥取県警

  4. 視聴室 世界を変えた女の子

  5. 共通テスト、マスクから鼻出して「失格」 監督者の注意に従わず

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです