「ハエ」で出会い「クモ」に向き合う研究者夫婦が迫った動物の起源

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オオヒメグモを手にするJT生命誌研究館の秋山康子さん(右)と小田広樹さんの夫婦=大阪府高槻市で2020年10月9日午後4時20分、宮川佐知子撮影
オオヒメグモを手にするJT生命誌研究館の秋山康子さん(右)と小田広樹さんの夫婦=大阪府高槻市で2020年10月9日午後4時20分、宮川佐知子撮影

 「ハエ」をきっかけに出会い、今は「クモ」に向き合い続ける研究者夫婦がいる。同じ分野での研究者が少ない中、実験方法の開拓や遺伝情報の解析などに取り組んできた。苦手な人も少なくない、その小さな姿を見つめ続けて四半世紀。ついに動物の起源に迫る成果をまとめ、2020年9月には集大成となる論文を発表した。息の長い挑戦はこれからも続く。

 大阪府高槻市にあるJT生命誌研究館の細胞・発生・進化研究室長、小田広樹さん(51)と研究員の秋山(旧姓)康子さん(50)の夫婦は、クモの一種「オオヒメグモ」が卵の中で形作られる「発生」の仕組みを調べている…

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