留学やインターンシップも画面越しに アフターコロナの選択肢「オンライン」

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オンラインインターンシップのプログラムとして学習院大学の学生が受けたベトナム・FPT大学のビジネス英語クラスの様子(学習院大国際社会科学部のホームページより)
オンラインインターンシップのプログラムとして学習院大学の学生が受けたベトナム・FPT大学のビジネス英語クラスの様子(学習院大国際社会科学部のホームページより)

 新型コロナウイルスの影響で、大学でのオンライン活用が進むのは、講義だけではない。渡航自体が難しいことから、留学やインターンシップ(就業体験)、研修も「画面越し」でやってみようというのだ。新型コロナ収束までの一時的な試みとの位置づけだが、より安価に海外を身近に体験できるメリットもあり、アフターコロナを見据えた「新しい選択肢」になるかもしれない。

 学習院大学(東京都豊島区)や立命館大学(京都市)、神田外語大学(千葉市)で始まった取り組みを追うと、新たな留学や研修の形が見えてくる。

 4週間以上の海外研修を卒業要件としている学習院大学国際社会科学部は、緊急的な対応として、ベトナム企業でのインターンシップを2020年8月に初めてオンラインで実施した。…

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