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第100回全国高校ラグビー

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がん手術の母へ勇気届け 初戦突破の鹿児島実・常松彩斗選手 全国高校ラグビー

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【鹿児島実-札幌山の手】チームメートに声をかける鹿児島実の常松彩斗選手=東大阪市花園ラグビー場で2020年12月28日、久保玲撮影
【鹿児島実-札幌山の手】チームメートに声をかける鹿児島実の常松彩斗選手=東大阪市花園ラグビー場で2020年12月28日、久保玲撮影

 「近く手術を受けることになりそうよ」。第100回全国高校ラグビー大会第2日の28日、1回戦に登場した鹿児島実(鹿児島)の常松彩斗(あやと)選手(3年)に、故郷の福岡市に住む母こず恵さん(47)から電話があったのは、県予選直前の10月下旬だった。子宮がんと診断され手術を決めたという。がんのことを初めて聞き、「大好きな母が死んでしまうかもしれない」と頭の中が真っ白になった。

 4歳のときに両親が離婚し、女手一つで育ててくれた。ラガーマンだった叔父に勧められラグビーを始めたのは小学2年のとき。中学に上がると地元のクラブチームで頭角を現し、福岡での試合を見に来ていた鹿児島実の富田昌浩監督(43)から「鹿児島に来ないか」と声がかかった。地元を離れ寮生活を始めるとき、母は「自分の決めた道だから頑張りなさい」と送り出してくれた。

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