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東日本大震災の津波で被災した石巻市の蛤浜(はまぐりはま)でカフェを営む元高校教諭の亀山貴一(たかかず)さん(38)が、古里再生に取り組む活動を著書「豊かな浜の暮らしを未来へつなぐ―蛤浜再生プロジェクト―」につづった。出版元は仙台市の一般社団法人「グラニーリデト」で、復興のノウハウを全国の被災地に伝えようと亀山さんに執筆を依頼し、「東北復興文庫」の第1弾として刊行された。【神内亜実】
蛤浜は牡鹿(おしか)半島南側のリアス式海岸にある約200メートルの砂浜の入り江。もともと9世帯が暮らす小さな集落だったが、津波で大きな被害を受け、現在は3世帯7人が暮らす。
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