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ピエール・カルダンさん死去 98歳 ファッションデザイナー「モードの革命児」

ピエール・カルダン氏=2016年11月撮影、AP

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 ロイター通信などによると、戦後フランスを代表するファッションデザイナーで「モード界の革命児」と呼ばれたピエール・カルダン氏が29日、パリ西部の病院で死去した。98歳だった。

フランスの女優ジャンヌ・モローさん(左)とピエール・カルダン氏=1965年5月撮影、AP

 1922年、イタリアのベネチア近郊出身。2歳の時にファシズムが台頭する母国を一家で出て、フランスに移り住んだ。仕立屋での修業時代、人体などに直接、布を当てて形を取る「立体裁断」の技術を体得し、クリスチャン・ディオール氏のアトリエなどで働いた後、30歳手前で独立。ユニセックスなデザインやビニール素材の使用など斬新な発想が話題を呼んだ。

 富裕層相手のオートクチュール(高級仕立て服)から脱却しようと59年、プレタポルテ(既製服)コレクションを発表。60年にはメンズのファッションショーを開き、スーツ一辺倒の紳士服業界に旋風を巻き起こした。「ピエール・カルダン」のロゴを広めるなど、デザイナーの経営基盤を支えるためのライセンスビジネスを展開。「ピエール・カルダン」を世界で最も有名なブランドの一つに育て上げた。

ピエール・カルダン氏=2005年5月撮影、AP

 50年代後半に初来日。各地で立体裁断の講習会を開催し、日本のファッション界にも大きな影響をもたらした。来日した回数は50回以上。パリで学んだ立体裁断を日本で広げた文化服装学院の元名誉学院長の故小池千枝さんや、その教え子だった故高田賢三さん、コシノヒロコさんらと交流を重ねた。

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