絶滅危惧種、ミヤマシロチョウ 近年、生息地で衰亡進む 保護団体が現状報告 /長野

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ハクサンフウロの蜜を吸うミヤマシロチョウ。「深山の妖精」とも呼ばれる=長野県東御市の湯の丸高原で2013年7月14日、武田博仁撮影
ハクサンフウロの蜜を吸うミヤマシロチョウ。「深山の妖精」とも呼ばれる=長野県東御市の湯の丸高原で2013年7月14日、武田博仁撮影

民間では困難、国や県の支援を

 希少な高山チョウで絶滅危惧種のミヤマシロチョウが近年、生息地の八ケ岳連峰や美ケ原高原で姿を消した。いずれもほぼ絶滅状態で、保護団体が憂慮している。明治時代に八ケ岳で初めて発見され「シナノシロチョウ」の別名がある信州ゆかりのチョウだが、一部の生息地を除き、急速に衰亡が進んでいる。

 標高1400~2000メートルの渓谷や疎林、草原に生息するが、高度経済成長期から進んだ別荘開発などの影響で減少。幼虫はガのような毛虫で、葉を食べるヒロハヘビノボラズなどの低木で集団生活をするため、駆除対象にもなったという。

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