重大ニュース2020 コロナ対応、迷走重ね/「最長」安倍政権に幕(その2止)

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参院選で、河井案里候補(左)の応援に訪れた菅義偉官房長官(右)=広島県尾道市で2019年7月15日午後0時29分、渕脇直樹撮影
参院選で、河井案里候補(左)の応援に訪れた菅義偉官房長官(右)=広島県尾道市で2019年7月15日午後0時29分、渕脇直樹撮影

「最長」安倍政権に幕 菅内閣は急失速

 2012年に首相に再登板して以降、7年8カ月の長期政権を率いた安倍晋三氏が9月16日に首相を退任した。戦前も含め首相在任最長を記録した安倍氏の後継の第99代首相には、安倍氏のもとで官房長官を務め続けた菅義偉氏が就いた。

 安倍氏の退陣表明は8月28日。持病の潰瘍性大腸炎が悪化し「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった」と述べた。退陣に伴う自民党総裁選でいち早く動いたのが無派閥の菅氏。29日に二階俊博幹事長に出馬の意思を伝え支持を得た。対抗馬は、安倍氏が外相、政調会長として重用した岸田派の岸田文雄会長と、安倍氏と距離を置いてきた石破茂元幹事長の2人。だが岸田氏は発信力や調整力の不足が、石破氏は「反安倍」色の強さが敬遠され、各派は「菅支持」に雪崩を打った。

 9月14日の総裁選では有効投票数の約7割を獲得。党史上初の「無派閥総裁」となった。

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