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現在棋界最多の3冠を誇る渡辺明名人に挑むのは誰か?第79期名人戦と順位戦を特集します。

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第79期名人戦A級順位戦 羽生善治九段-佐藤康光九段 第24局の6

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桂先の玉、寄せにくし

 羽生は[先]4二飛(図)と打ち、間接的に後手玉に圧力をかけた。日付が変わった。佐藤は1分将棋に突入し、[後]7七銀と打ち込んだ。叱責するように、自らの拳で頭をゴンゴンとたたいた。

 [後]8五桂に、[先]6八玉は[後]6七金[先]同銀[後]同歩成[先]同玉[後]7五馬。[先]6六玉は[後]6五歩。いずれも寄り筋に入る。

 羽生は8分投じて[先]8六玉とかわす。敵駒に近づくようだが、格言「桂先の玉、寄せにくし」の形で、実は一番安全なのだ。序盤で突き越していた端の位が思わぬ形で生きてきた。1分将棋の佐藤は両ひざをわしづかみにし、鬼のような形相で盤をにらんでいた。

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