巨額の「緩和マネー」が生んだバブル期以来の株高 実体と離れた金融市場を待つリスク

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
鐘を打つ取引参加者・マネックス証券の清明祐子社長(壇上中央)と拍手をする出席者=東京都中央区の東証アローズで2020年12月30日午後3時14分(代表撮影)
鐘を打つ取引参加者・マネックス証券の清明祐子社長(壇上中央)と拍手をする出席者=東京都中央区の東証アローズで2020年12月30日午後3時14分(代表撮影)

 2020年の金融市場は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を強く受け続けた。世界規模で進められたコロナ対応の財政出動や金融緩和により、一時急落した株価はバブル期以来の高値となった。ただ、企業業績は感染拡大前の水準には届いておらず、期待先行の形で株価が上昇している。21年の市場もコロナの影響を受ける構図が続きそうだ。【浅川大樹、釣田祐喜】

「かつてない規模の財政と金融の合わせ技」が変えた雰囲気

「一言で言えば、コロナに振り回された一年だった」。日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者(CEO)は東証の大納会で20年をこう振り返った。19年…

この記事は有料記事です。

残り2323文字(全文2592文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集