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新型コロナ 発表1年 武漢「封じ込め」強調 中国、「責任論」を警戒

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新型コロナウイルス対策をテーマにした展覧会場前で行列を作る団体客=中国湖北省武漢市で2020年12月8日、河津啓介撮影
新型コロナウイルス対策をテーマにした展覧会場前で行列を作る団体客=中国湖北省武漢市で2020年12月8日、河津啓介撮影

 新型コロナウイルス感染症の流行を発表してから1年を迎える中国湖北省武漢市では、中国共産党による感染封じ込めの「成果」が強調されていた。「人民至上 生命至上(国民と命が第一)」。省政府などが主催する特別展には、医師や市民の奮闘を伝える写真パネルなどが並び、大型バスでやってきた団体客が見て回っていた。

 市内の観光地や繁華街には人通りが戻りつつあるが、集団感染が世界で最初に確認された「華南海鮮卸売市場」は閉鎖されたままだ。

 中国当局が当初「確認されていない」とした「人から人への感染」を発表したのは1月20日だった。だが、武漢市ではその直前に春節(旧正月)の到来を祝う大規模な食事会が開かれ、21日には省幹部が祝賀ステージを楽しんでいた。

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