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新型コロナ 発表1年 世界中に拡大、想定外 大石和徳・富山県衛生研究所長の話

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 1年前は、新型コロナウイルスがこんなに厄介な相手で、ここまで世界中に拡大することは想定外だった。

 まず、無症状者から感染力のあるウイルスが排出されることが最大の脅威だ。また、高齢者や、糖尿病といった生活習慣病などの基礎疾患がある人が高い割合で重症化するという点は、世界共通の課題になっている。

 一方、ワクチンがこれほど早く開発され、さらに高い発症予防効果を示していることは驚きだ。同じ呼吸器感染症であるインフルエンザワクチンの効果はあまり高くなく、新型コロナの場合はそれ以上の効果は期待できないとされていた。

 日本では早ければ来春にも医療従事者からワクチン接種が始まる。接種者が増えれば、1年後くらいに一定の集団免疫ができる可能性がある。ただし、アレルギー反応や痛み、吐き気などの副反応も報告されており、これらが国民に受け入れられるかという点も課題だ。

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