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宝塚ワールド

雪組の望海風斗と真彩希帆が集大成の輝き 「fff」開幕、千秋楽で宝塚退団

「fff-フォルティッシッシモ-歓喜に歌え!」でタクトを手にベートーベン役を熱演する望海風斗(中央)=兵庫県宝塚市で2020年12月30日、菱田諭士撮影

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 宝塚歌劇・雪組公演のミュージカル「fff―フォルティッシッシモ-歓喜に歌え!」とレビュー「シルクロード~盗賊と宝石~」が1日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で始まった。今公演を花道に退団する望海風斗(のぞみ・ふうと)、真彩希帆(まあや・きほ)のトップコンビが集大成の輝きを見せている。東京宝塚劇場でも2月26日~4月11日に公演があり、2人はその千秋楽で退団する。

 「fff」(上田久美子作・演出)は、ベートーベンの生涯を描いたオリジナル作品。フランス革命後のヨーロッパを舞台に、失恋や孤独、失聴などの不幸に見舞われながら「歓喜の歌」として知られる「第九」を完成させるまでを描く。

「シルクロード~盗賊と宝石~」でハーモニーを響かせる望海風斗(右)と真彩希帆のトップコンビ=兵庫県宝塚市で2020年12月30日、菱田諭士撮影

 ベートーベン役の望海は「楽聖」にふさわしいカリスマ性を鬼気迫る演技で表現。一方で、真彩演じる「謎の女」とのやりとりなどを通じて葛藤や苦悩もにじませ、血の通ったベートーベン像に仕上げた。影響を与えたフランス皇帝ナポレオン(彩風咲奈、あやかぜ・さきな)や文豪ゲーテ(彩凪翔、あやなぎ・しょう)らも登場。ベートーベンの楽曲が多用され、壮大な「シンフォニー」に仕上がっている。

 「シルクロード」(生田大和作・演出)は、青いダイヤモンドを手に入れた盗賊がその輝きに宿る記憶をたどり、時空を超えた旅に出るエキゾチックな物語。東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」などで知られる菅野よう子氏が楽曲を提供した。

 望海は圧巻の歌声を響かせ、真彩とのハーモニーも美しい。荒々しい盗賊から華やかな黒えんび服姿まで、多彩な魅力を発揮する。ステージでは次期トップの彩風に青いバラを渡す場面もあり、次世代へのバトンタッチを印象付けた。望海、真彩と共に退団する彩凪の躍動的なダンスと歌にも注目だ。

「シルクロード~盗賊と宝石~」でシックな姿を見せる望海風斗(中央)=兵庫県宝塚市で2020年12月30日、菱田諭士撮影

 宝塚大劇場千秋楽の2月8日の公演は、インターネットテレビでのライブ中継なども予定している。

 望海らは当初2020年10月で退団予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。【水津聡子】

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