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夜明けを待って~コロナ禍を歩く

新型コロナウイルスの猛威は、いまだやまない。距離を取って生きることが求められる新たな病の流行は、いろいろなものを見つめ直す機会を与えたように思える。この社会は、なお未成熟なのかもしれないが、希望を求めて自らの人生や大切な誰かとのつながりを紡ごうとする人たちの姿もあった。日々のニュースのもう少し先を追いかけた。

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夜明けを待って~コロナ禍を歩く

「日本が好き」だったベトナム青年 最後の足跡を追った

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亡くなったベトナム人の青年。日本での生活を楽しんでいた様子を撮影した写真も多く残る=知人提供 拡大
亡くなったベトナム人の青年。日本での生活を楽しんでいた様子を撮影した写真も多く残る=知人提供

 一人のベトナム人技能実習生が、千葉県で死んだ。24歳。妻と2歳になる息子を母国に残して。

 男性はベトナムで最も貧しいとされる農村の出身。2年前に日本に渡り、塗装工事現場で汗を流した。優しく、明るい働き者は周りのみんなに好かれた。「日本が好きだ」と話していた男性は、農畜産物窃盗に絡んだ元技能実習生の摘発報道に「同じベトナム人として恥ずかしい」と心を痛めていたという。

 「成熟社会」として東京オリンピック・パラリンピックが実施されていたはずだった2020年。「多様性」や「共生」をうたう国で、何があったのか。

 その死には、新型コロナウイルスの影も見え隠れする。最後の足跡を追った。【大島祥平】

 3日午後5時からニュースサイトで全文が読めます。

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