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第100回全国高校ラグビー

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花園の「顔」常翔学園 「100回大会で100勝」に込めた思い

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【流通経大柏-常翔学園】後半開始前に選手たちに声をかける常翔学園の野上友一監督(奥右)と木戸大士郎主将(同左)=東大阪市花園ラグビー場で2021年1月1日、藤井達也撮影
【流通経大柏-常翔学園】後半開始前に選手たちに声をかける常翔学園の野上友一監督(奥右)と木戸大士郎主将(同左)=東大阪市花園ラグビー場で2021年1月1日、藤井達也撮影

 100回の歴史を数える全国高校ラグビー大会(毎日新聞社など主催)で、史上3校目の偉業が懸かっていた6大会連続39回目出場の常翔学園(大阪第3)は、1日の3回戦で26大会連続28回目出場の流通経大柏(千葉)に17―21で逆転負けを喫した。3点リードで迎えた試合終了間際。自陣ゴール前5メートルでの攻防が、命運を分けることになった。

 常翔学園は土壇場で流通経大柏にPKを許した。ボールを持ったのは、201センチ、118キロのNO8ワーナー・ディアンズ(3年)。巨体に任せて突っ込んでくるのは、火を見るより明らかだ。食い止めるしかない。だが、15人の思いを込めた「壁」は圧倒的なパワーにはかなくも崩され、逆転トライを奪われた。

揺るがない伝統 「正統派ラグビー」

 第45回大会(1965年度)で初出場した伝統校は、前身の大阪工大高の名で長年親しまれてきた。不良生徒がラグビーを通して更生する軌跡を伝えたドラマ「スクール・ウォーズ」のモデルとなった伏見工(現京都工学院)が初優勝を果たした第60回大会(80年度)の決勝の相手でもあり、その激戦は名勝負の一つに数えられている。

 花園の「顔」とも言えるチームは前回大会までに5回の全国制覇を成し遂げ、通算96勝を挙げた。「100回大会で100勝」が、今季のチームの合言葉だった。…

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