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東洋大往路2位 総合優勝狙う 「自律と自立」5区宮下、帰省中の鍛錬実る

往路2位でフィニッシュする東洋大の宮下=神奈川県箱根町で2021年1月2日

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 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走は2日、東京・大手町―神奈川・箱根町の往路5区間107・5キロに21チーム(オープン参加の関東学生連合を含む)が参加して行われ、東洋大がトップの創価大と2分14秒差の2位につけた。

 前回大会で総合10位と、11年続いた3位以内が途切れた東洋大は、往路2位に入り、復活への足場を作った。山上りの5区で三つ順位を上げる快走を見せた宮下隼人(3年)は「一つでも順位を上げようと走った。躍進できてうれしい」と満足げに語る。5区区間記録保持者の宮下は、前を行く東京国際大と早大を早々と抜き去ると、駒大には追い越してから食らいつかれたものの、13キロ過ぎで引き離した。終盤に右足に痛みが出て2年連続区間賞は逃したが、役割を果たした。

 東洋大は前回大会で「他人任せのチーム」になった反省から「自律と自立」をテーマに置いた。新型コロナウイルスの影響で春先の3カ月間、全員を実家へ帰して練習メニューも各自に任せた。酒井俊幸監督は「乗り越えれば真の力がつく」。その期待に応えた一人が宮下だ。富士山麓(さんろく)の山梨県富士吉田市の実家に戻ると「近くの山でアップダウンのある道を走り、筋力強化をしてきた」。主体的に考えて取り組んだ鍛錬が実った。

 前回の往路では2人が区間新記録を出しながら、3人は区間2桁順位と浮き沈みが激しかった。今回は区間賞ゼロでも全員が苦しい局面を我慢して区間1桁順位でつないだ。

 復路では、補欠に控えるエースの西山和弥(4年)を当日の入れ替えで起用することが可能だ。優勝候補の駒大や東海大は後ろで、前にいるのは上位争いの経験が浅い創価大。酒井監督は「まだまだチャンスがある」と7年ぶりの総合優勝へ意欲を見せた。【小林悠太】

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