メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

青学大・原監督「ゲームオーバー」 王者まさかの12位 二つの誤算

往路12位でフィニッシュする青学大の竹石(右)=神奈川県箱根町で2021年1月2日

[PR]

 第97回東京箱根間往復大学駅伝で13年連続26回目出場の青山学院大は、5時間35分43秒で往路12位となった。トップの創価大とは7分35秒差。スタート時に2キロ以上先を行く相手を追いかけることは容易ではなく、前年王者がまさかのシード圏外の順位で復路に臨む。

 青学大が芦ノ湖畔に姿を見せたのは、次回大会シード圏外の位置となる12番目。往路の2桁順位は16位だった2011年大会以来で、原晋監督は「ゲームオーバーですね。(総合)優勝を目指すと言えばうそになる」と白旗を揚げた。

 誤算が二つあった。主将でチームの精神的支柱、神林勇太(4年)が離脱。3区での起用を描いていたリーダーの故障は昨年12月28日に判明し、原監督は「支えが無くなった時に挽回するだけの体力、精神力がチームに無かった」と振り返る。

 もう一つは、勝負を分ける山上りだ。5区に起用されたのは、自身3度目となる竹石尚人(4年)。前回大会で出場できなかった悔しさから留年を選択した“5年生”の経験に原監督は懸けた。

 4区でトップまで3分41秒差に迫った佐藤一世(1年)の流れに乗り、竹石には1時間11分台の走りが期待された。ところが「体が動かず、中盤以降は脚がけいれんした」と竹石。立ち止まって足を伸ばす仕草を何度も見せ、フィニッシュテープを切るのが精いっぱいだった。1時間15分59秒の区間17位に「意識と走りが一致しなかった」と言葉を絞り出した。

 箱根駅伝から逆算し、数多くの実戦の舞台を踏むことで実戦感覚や勝負勘を養いながら仕上げていく「青山メソッド」。青学大の強さの源だったが、今季は新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止や延期に追い込まれた。原監督は「ガチンコレースが少なかった分、他大学の戦力分析も含め、強さを判断する場面が少なかった」と嘆いた。【倉沢仁志】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「午後8時には閉めない」反旗を翻した外食チェーンの本気

  2. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

  3. 「30%を切ったら危険水域」 菅内閣の支持率大幅低下に政府・与党危機感

  4. 「首相にふさわしい人」河野氏トップ 菅首相は3位に転落 毎日新聞世論調査

  5. 夜明けを待って~コロナ禍を歩く 日本を愛したベトナム人青年 なぜ24歳で死ななければならなかったのか

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです