特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

コロナで変わる世界

「法の支配」議論を=東京大教授・阿古智子さん

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
=手塚耕一郎撮影
=手塚耕一郎撮影

 新型コロナウイルスをいち早く「封じ込めた」中国だが、情報統制の強化などによって、社会にゆがみが生じている。中国の現状と、中国への向き合い方について、東京大学の阿古智子教授に聞いた。【聞き手・岡崎英遠】

 ――中国の新型コロナ対策をどう評価しますか。

 ◆中国の強みは、(携帯電話の位置情報などの)ビッグデータを国が管理していることだ。それに加え、人々の行動を細かく把握する監視技術を持っている。学校や居住区などコミュニティー単位での管理も強化し、コロナという感染症を何とか制御することに成功した。国全体で対応しなければいけない非常事態では、中国の体制は大きな力を発揮する。だがデジタルの監視技術は、機械的に人間をコントロールするものだ。人々の感情や意見などは抑え込まれて、ますます無機質な社会へと進んでいく。今の中国からはそのような未来を想像してしまう。

 ――中国で、情報統制は強まっているのでしょうか。

この記事は有料記事です。

残り1760文字(全文2161文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連する特集・連載など

あわせて読みたい

注目の特集