毎日新聞
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学生らしい豊富な練習に裏打ちされた多彩なスペシャルプレーで対抗したが、後半に地力の差が出てねじ伏せられた。学生は社会人に12連敗。17点差での完敗に、関学大・大村監督は「力の差がありすぎる」と嘆いた。
見せ場は8点を追いかけて迎えた前半終了間際。右サイドから走ってきたエースRB三宅が減速せずにQB奥野からボールを受け取った。そのままトップスピードで縦に上がり、タックルをはじき飛ばしながら密集を突破すると、左のサイドライン際を駆け抜けて84ヤードの独走TDを決めた。地道な練習の積み重ねによる高速プレーで、前半は2点差と互角の勝負を演じた。
QBの位置にRBが入ってのランプレーや、フィールドの横幅をいっぱいに使った速いタイミングのプレーで前半は攻撃を進めたが、「後半は目が慣れて、アジャスト(対応)された」と大村監督。2012年にIBMのQBケビン・クラフトが活躍して以降、社会人のトップチームは足の速い外国人QBやRBが席巻している。普段から速いプレーに慣れた社会人の対応力の高さを見せつけられた。
3年連続の出場だったが、社会人の壁を乗り越えられなかった奥野。「もっと自分で走って相手をかわせる能力があれば、グラウンドを広く使えた」と悔やんだ。【松本晃】
前半は上出来だった。前半、勝負になったことで、臆さずできた。守備はミスで失点し、詰めが甘かった。
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