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第100回全国高校ラグビー

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花園初8強の中部大春日丘 大学では書道部だったラグビー素人監督の3年計画とは

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【京都成章-中部大春日丘】準々決勝敗退が決まり、選手を迎える中部大春日丘の宮地真監督=東大阪市花園ラグビー場で2021年1月3日、猪飼健史撮影
【京都成章-中部大春日丘】準々決勝敗退が決まり、選手を迎える中部大春日丘の宮地真監督=東大阪市花園ラグビー場で2021年1月3日、猪飼健史撮影

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第100回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社など主催)で、8大会連続10回目の出場で初めて8強に進んだ中部大春日丘(愛知第1)は3日に行われた準々決勝で、7大会連続13回目出場でシードの京都成章に3-14で敗れた。それでも宮地(みやち)真監督(55)は「これまでの花園の中で、一番攻めた」と手応えも感じた。就任29年目。ラグビー経験のなかった素人監督が立てた「3年計画」で、一つの壁は乗り越えた。

 前半。2トライを先取されたが、20分過ぎから相手陣に攻め込んだ。しかし、京都成章の厳しい防御に阻まれる。結局、ノートライで試合を終え、得点はSO堀日向太(ひなた)のPGによる3点のみだった。だが、主将のNO8福田大晟(たいせい)は「攻め続けられたので悔いはない」と語り、堀も「これまでやってきた力は出せた」と振り返った。

国語教師から監督へ 「0-155」からのスタート

 宮地監督は大東文化大出身。ラグビー部は全国大学選手権3回優勝の強豪だが、宮地監督は書道部で、子どものころから楕円(だえん)球とは無縁だった。国語教師として中部大春日丘(当時は春日丘)に赴任した1992年、前監督が大学指導者に転身したラグビー部の後任を託された。

 花園は見るものだった弱小校。…

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