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アートの扉

発見!お宝 横浜美術館/1 ワシリー・カンディンスキー 網の中の赤 色彩と形のハーモニー

1927年 油彩、厚紙 縦61センチ、横49センチ 横浜美術館蔵

 「抽象絵画の父」として美術史上にその名を刻むワシリー・カンディンスキー。彼の絵が、内面から湧き出てくるような激しい色彩に覆いつくされて「何が描かれているのかわからない」次元に到達したのは、1910年代の初頭であった。

 その10年ほどのち、ドイツの総合芸術学校バウハウスへの赴任を機に、カンディンスキーの画風は再び劇的な転換をみせる。

 「建築の家」を意味するバウハウスは、その名の通り、建築を芸術の中心に置いてさまざまな分野の統合を目指していた。そこで教鞭(きょうべん)をとりながら形や色の効果について研究を深めたカンディンスキーの絵画は、「熱い抽象」と呼ばれた10年代の激情的な作風から、理知的な幾何学構成を主調とする「冷たい抽象」へと接近していく。

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