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住んで!埼玉

新型コロナ感染拡大で、埼玉の住みやすさが注目されている。県内へ移り住んだ人たちの暮らしぶりから魅力を再発見したい。

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/3 鳩山 喫茶店拠点、スイーツも誕生 アートの力で団地再生 /埼玉

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菅沼朋香さんが空き家の一部屋を改装した「ニュー喫茶 幻」の店内=埼玉県鳩山町で2020年12月10日、仲村隆撮影
菅沼朋香さんが空き家の一部屋を改装した「ニュー喫茶 幻」の店内=埼玉県鳩山町で2020年12月10日、仲村隆撮影

 <住んで!埼玉(SAITAMA)>

 県中部の丘陵地に約3000戸の住宅が並ぶ鳩山ニュータウン(鳩山町)。その一角に戸建て住宅を改装した喫茶店「ニュー喫茶 幻」がある。高度成長期の昭和をテーマにした作品作りに取り組む現代美術家の菅沼朋香さん(34)が、2017年3月に東京都内から移り住んで、2年後にオープンした。店そのものが芸術作品であると同時に、少子高齢化や人口減少問題を抱える鳩山町の活性化にも取り組んでいる。

 店内に一歩入ると、壁に原色系のペイントが施され、カウンターにはほうろうの看板が並ぶ。棚には昭和歌謡のレコードのコレクション。昭和のレトロな雰囲気に包まれた店は、営業は週1回、火曜日だけだが、いつも常連客でにぎわう。月1回、地元で起業を考えるメンバーらで集まる「イノベーション酒場」も開き、コミュニケーションの場としての活動を広げている。

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