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PM2.5遮断、まるでアクセサリー 桐生のマスクをブランドに 群馬

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イヅハラ産業が開発した「立体織ふわっふわっ美マスク」=群馬県桐生市広沢町で2020年12月18日、菊池陽南子撮影
イヅハラ産業が開発した「立体織ふわっふわっ美マスク」=群馬県桐生市広沢町で2020年12月18日、菊池陽南子撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな産業が打撃を受ける中、ピンチを逆手に取り、いち早く反転攻勢に乗り出した地域がある。古くから繊維産業が盛んな群馬県桐生市だ。各企業の加工技術を生かした多種多様なマスクが注目を集めており、桐生商工会議所は地元の新たな名産品としてPRに乗り出した。

 婦人服の製造販売などを手がける1928(昭和3)年創業の「イヅハラ産業」(同市広沢町)は2015年、コロナ禍を予期したかのようなマスクの開発を始めた。生地を6層織りにすることでウイルスだけでなく花粉やPM2・5も遮断できる「立体織ふわっふわっ美マスク」(税込み4378円)。桐生の技術をアピールする自社製品を作ろうと、2年の歳月を費やして完成させた。

 中国などで新型コロナの感染拡大が広がった20年1月から店頭のみならず、電話やインターネットでも注文が相次ぎ、2~7月の半年で前年同期比約10倍の約3万枚を売り上げた。赤石重男社長は「当時は従業員と毎日深夜まで作業をしていた」と振り返る。リピーターも多く、マスクの供給が安定した今も好調な売れ行きが続いている。

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