釣り人に親しまれる職人技、次代へ 竹製へら竿全国屈指の生産地 和歌山・橋本

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工房で一緒に作業をする紀州製竿組合の米田護組合長(左)と小林則康さん=和歌山県橋本市で2020年11月19日午後3時45分、藤原弘撮影
工房で一緒に作業をする紀州製竿組合の米田護組合長(左)と小林則康さん=和歌山県橋本市で2020年11月19日午後3時45分、藤原弘撮影

 国の伝統的工芸品に指定されている和歌山県橋本市の「紀州へら竿(ざお)」は、市の地場産業の一つだ。3種類の竹を組み合わせて作られ、手間をかけた職人技が釣り人に親しまれている。同市の紀州製竿(せいかん)組合によると、全国に約40人いる竹製へら竿の作り手のうち、9割が橋本市に住んでおり、全国屈指の生産地となっている。

 紀州へら竿は昭和初期、橋本市出身の2人が、へら竿の原型を作ったとされる大阪の椿井五郎に技術を学び、持ち帰ったのが始まりという。同組合の米田護組合長(61)によると、1955年ごろが竿作りの最盛期で、合併前の旧橋本市内だけで約150人の作り手がいたという。

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