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夜明けを待って~コロナ禍を歩く

シェアハウスで見つけた理想の生き方 退職し夢を追いかける24歳の本気

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閉鎖されて解体が進むシェアハウス「ソーシャルレジデンス蒲田」を久しぶりに訪れ、思い出を語る(左から)浜守栄子さん、大槻紋美さん、のぶきさん=東京都大田区で2020年12月20日、竹内紀臣撮影
閉鎖されて解体が進むシェアハウス「ソーシャルレジデンス蒲田」を久しぶりに訪れ、思い出を語る(左から)浜守栄子さん、大槻紋美さん、のぶきさん=東京都大田区で2020年12月20日、竹内紀臣撮影

 東京・蒲田にかつて300人近くが住む巨大なシェアハウスがあった。不動産会社オークハウス(渋谷区)の「ソーシャルレジデンス蒲田」。歌手、公務員、元Jリーガー、IT技術者、大学生――。260室を擁する8階建てのマンションに多様な人たちが入居し、毎晩のように1階のラウンジ(大食堂)で語り合っていた。

 建物のオーナーとの契約が切れるため2020年10月末で閉鎖すると知ったのは、その2カ月ほど前だった。新型コロナウイルスの流行で人と人の接触がリスクに変わったこの時代、「つながり」を求めて東京の片隅に集った住人たちは、新しい生活に向けどんな一歩を踏み出すのだろう。シェアハウスの終幕に密着し、住人たちの取材を始めた。そこで出会った一人が、「密」な交流をきっかけに、悩みながらも新たな人生を切り開こうとする若い女性だった。

シェアハウスで気づいた道

 社会人1年目のホテル従業員…

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