作詞家・なかにし礼の遺作となった、氷川きよしが歌う「母」の作曲を行ったのが、歌手で作曲家の杉本眞人である。杉本は、五木ひろしの2018年のヒット曲「VIVA・LA・VIDA!」でも、なかにしと組んでおり、近年では最も息の合ったコンビといえる。それだけに、なかにしの訃報にショックは隠せなかった。また、「実は、この人の存在があったから作曲家を目指した」という作曲家・筒美京平も昨年旅立った。杉本にとって20年は別れの年となったのだ。そんな中で「本当にオレらしいアルバムが作れた」と手応えを語るのが、4年ぶりの自作自演アルバム「スタンド・バイ・マイ・ソングス」(テイチク)である。
この記事は有料記事です。
残り739文字(全文1028文字)
毎時01分更新
3月で東日本大震災の発生から10年になる。仙台市出身のお笑…
新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見えない中、今年…
新型コロナウイルスの急速な感染拡大で各地の病床が足りなくな…