牛の尿を有効活用し、消臭剤や液状堆肥に 北見のバイオ企業、海外でも需要 /北海道

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発酵した牛の尿に手を入れる環境大善の窪之内誠社長。嫌な臭いは全くない=北海道北見市で
発酵した牛の尿に手を入れる環境大善の窪之内誠社長。嫌な臭いは全くない=北海道北見市で

 北見市のバイオ企業「環境大善」は、微生物を加えて発酵させた牛の尿を消臭剤や無臭の液状堆肥(たいひ)として売り出している。一般家庭のほか、海外の農家からの需要も増えており、担当者は「廃棄物を有効活用し、環境の改善に貢献できれば」と意気込む。

 同社敷地のタンクには茶褐色の液体がたっぷりと貯蔵されていた。嫌な臭いは全くないが「元は牛の尿なんです」。窪之内誠社長(44)が笑顔で説明する。

 地元の酪農家から買い取った牛の尿に微生物群を投入し、発酵を進める。増殖した微生物群が消臭効果を発揮するほか、作物が効率よく栄養を吸収できるよう土壌を改良したり、水耕栽培でも作物の成長を促進したりすることが確かめられている。詳しいメカニズムは北見工業大などと研究中だ。

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