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新型コロナウイルスの流行は、人々の働き方を大きく変えた。仕事場を自由に設定できる「テレワーク」は珍しくなくなり、政府は仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を組み合わせた「ワーケーション」の推奨にも乗り出した。そんな中、時代の流れを取り入れた日帰り温泉施設が昨年10月、下仁田町にオープンした。コワーキングスペースと呼ばれる共有オフィスを設けた「荒船の湯」だ。
「朝イチで来たお客様が午前中に集中して仕事したり、周辺のルート営業の方が立ち寄ったり。利用者はまだ多くないですが、ここで作業をするためにパソコンを持ち込む方が増えてきました」。中島功副館長(56)が案内するのはロビーの一角に設けられた共有オフィス。西上州の山並みが眼前に迫る窓際に向かい、仕切りが付いた机が4席並ぶ。館内はWiFi(ワイファイ)完備でインターネットは使い放題だ。
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