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大阪市東成区の旧家で見つかった1885(明治18)年の淀川大洪水を伝える石碑が、深江郷土資料館(同区深江南3)で公開された。碑文には被害や避難の状況が記され、水害を教訓にして忘れないように戒めている。地域の災害史を伝える貴重な史料で、2020年11月から国土地理院地図に「自然災害伝承碑」として掲載されている。
淀川大洪水は1885年6、7月に2回発生した水害で、被災者約30万人、死者・行方不明者81人に上った。約7万2500戸が浸水し、この水害を契機に淀川の改良工事が本格化した。
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