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コロナで変わる世界

第2部 パンデミックと社会/3(その2止) 物資配布、国と州対立

滑走路に駐機した大韓航空機から医療物資を降ろすメリーランド州兵たち=米東部メリーランド州のボルティモア国際空港で昨年4月18日(州知事室ウェブサイトから)

 

米連邦制裏目、統一戦略なく

 コロナ禍の米国では、州政府が強い権限を持つ連邦制の長所が生かされず、逆に混乱を招いた。

 2020年4月18日、米東部メリーランド州のボルティモア国際空港。この空港を利用する定期便を持たない韓国の航空会社「大韓航空」の旅客機が降り立った。ターミナルから最も離れた滑走路の端で、ボーイング777機のエンジンが止まると、迷彩服姿の男たちが機体を取り囲んだ。

 韓国から14時間かけて到着した旅客機の乗客はゼロ。代わりに積まれていたのは大量のマスクや手袋、医療用ガウン、そして50万人分の新型コロナウイルス用検査キットだった。物資の輸送は極秘裏に、細心の注意を払って行われた。その場でメリーランド州兵のトラックに移し替えられ、州警察の車列とともに空港から運び出された。

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